Ubuntu 7.10でVMWare 6.0.2の共有フォルダが使えない
問題
VMWareに入れていたUbuntu Desktopを7.04から7.10にアップグレードしたところ、VMWareの共有フォルダが使えなくなっていた。
vmware-config-tools.pl を実行すればvmware-toolsを再設定できるのだが、その際に共有フォルダ関連で出るのはこんなメッセージ。
Unable to build the vmhgfs module.
調べてみたところどうやらvmware-toolsのバグらしい。ソースをいじくってインストールしなおせばうまくいった。
出所:Unable to build the vmhgfs module. - Ubuntu Forums
解決法
必要なパッケージ
カーネルソースが必要。Synapticパッケージ・マネージャでlinux-sourceを選んでインストール。
ソースの改変
VMwareTools-6.0.2-59824.tar.gz を適当な場所にコピーしてから、以下の手順を踏む。
$ tar xzvf VMwareTools-6.0.2-59824.tar.gz $ cd vmware-tools-distrib/lib/modules/source $ tar xvf vmhgfs.tar $ cd vmhgfs-only $ chmod 644 compat_slab.h $ vim compat_slab.h
ここで、次の一文を見つけて
#if LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(2, 6, 22) || defined(VMW_KMEMCR_HAS_DTOR)
こう直す。
#if LINUX_VERSION_CODE < = KERNEL_VERSION(2, 6, 22) || defined(VMW_KMEMCR_HAS_DTOR)
あとはファイルを保存してtar、インストールしなおすだけ。
$ chmod 444 compat_slab.h $ cd .. $ rm vmhgfs.tar $ tar cvf vmhgfs.tar vmhgfs-only $ cd /tmp/vmware-tools-distrib $ sudo ./vmware-install.pl
インストールが終わったら/mnt/hgfs/以下にマウントされているはずだ。
Doshisha Corgiをリリースした
同志社大学の講義ノート共有サイト、Doshisha Corgi(同志社コーギー)を今日、リリースした。
Doshisha Corgi
http://corgi.uni-kaji.com/
ちょうどWikiのように誰でも講義ノートを編集できる。一人が執筆して皆が買うという従来の紙媒体スタイルにはない、新しい価値を提供できるはずだ。あまり授業に出ていないから一部しか書けないという(僕のような)人でも参加できることや、間違った内容が載せられても見ている人が多ければ修正されやすいことなどがポイントだと思う。
最近はOpenCourseWareなどの教育コンテンツ2.0とも呼ぶべきものが流行しだしているし、Corgiも近い将来には大学生活に欠かせないツールとなってることを期待している。
プラットフォームはASP.NETだ。選んだ理由は単に「触れたことのないものを試してみたいから」だったが、それにしてもマイクロソフトには体力を奪われた。簡単なことが簡単にできなさすぎる…。
ASP.NETはフレームワークとしてはいまいちウリどころが掴めない、というのが正直な感想。小さいシステムに向かなさそうだとは思っていたが、だからといって大規模システムに適すのかどうかも判断しかねる。油断しているとビューとコントローラが密着してしまうのが特に気に入らない。ASP.NETの流れに乗っているだけではロジックを後ろに追いやれなかった。
それに、Web特有のひねりや落とし穴を隠蔽してGUIアプリのような感覚でWebアプリを作れるのかと思っていたが、フタを開けてみればそうでもない。ビューへのデータの送り出し方やエスケープのタイミングなどの明確な指針が存在しないし、結局フォームやセッションを扱うときは通常のWebアプリ開発のノウハウが欠かせない。
あ、ちなみに良いところもある。たとえばバリデーションの扱いは大変優れている。テキストボックスなどの横にバリデーション用の部品を配置するだけで、ルール違反の入力があったときはフォームの送信自体も制御してくれる(かのような演出をしてくれる)。POST時に値をチェックして違反なら戻して…というような泥臭い処理はほとんど必要なかった。
さておき、リリースはしたがこれからが大変なところだ。バグをつぶそう。機能を増やそう。宣伝もしよう。でも本当に有意義だという自信が僕を動かすよ。